シャンプー(界面活性剤)の洗浄力の強さの順番

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洗浄力の強さの順番

洗浄力の強いシャンプーは頭皮に良くないと言われますが、洗浄力の強いシャンプーと弱いシャンプーの見分け方がわからないという方も多いと思います。
このトピックでは「シャンプー(界面活性剤)の洗浄力の強さの順番」をご紹介します。
ご自身にあったシャンプーを選ぶ時の参考にしていただければ幸いです。

シャンプーの洗浄力の強さの順番

シャンプーの洗浄剤の種類は大きく分けて3つあり、洗浄力の強い順番に石油系、石鹸系、アミノ酸系とあります。
それぞれの中で代表的な洗浄成分を強い順番に紹介しています。

  1. 石油系シャンプー
    1. ラウリル硫酸ナトリウム
    2. ラウレス硫酸ナトリウム
    3. アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム)
    4. ラウレス硫酸アンモニウム
    5. アルキルポリグルコシド
  2. 石鹸シャンプー
    1. 脂肪酸ナトリウム(固形石鹸)
    2. 脂肪酸カリウム(液体石鹸)
  3. アミノ酸シャンプー
    1. ココイルグルタミン酸TEA
    2. ココイルメチルタウリンNa
    3. ココイルグルタミン酸Na
    4. ラウロイルメチルアラニンNa
    5. ラウロイルサルコシンNa
    6. ココイルサルコシンNa

一般的に石油系シャンプーは洗浄力が強く肌への刺激も強いため、お肌の弱い方にはおすすめできないシャンプーです。
石鹸シャンプーは洗浄力はありますが、お肌に残っても悪さをしないためお肌の弱い方にもおすすめです。
但し、ロングの方やダメージヘアの方はきしむ方もおられますので向き不向きがあります。
アミノ酸シャンプーもお肌の弱い方にはおすすめですが、洗浄力が弱いので皮脂が多い方やスタイリング剤を使用する方は二度洗いなどの工夫が必要になります。どちらかと言えば女性向のシャンプーと言えます。
ご自身のタイプに合わせてシャンプーを選ぶと良いでしょう。

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