理美容室の現場を回っていると、お客様からシャンプーをする時に、シャンプーはブラシは使った方が良いのか?使わない方が良いのか?というご質問をいただきます。
また、頭皮のかゆみがある方やフケが多い人など、どんな人にシャンプーブラシはおすすめなのか?ということもよく質問されます。
このトピックでは、シャンプーブラシは使わない方がいいのか、シャンプーブラシを使うと薄毛になるのか?どんなシャンプーブラシを選ぶべきか、どんな人におすすめなのか、詳しく解説させていただきます。
シャンプーブラシは使わない方がいい?
結論から言いますと、ほとんどのシャンプーブラシは使わない方がいいです。
理由は、硬いブラシピンだと頭皮を傷つける可能性が高いことと、逆に柔らかいゴムのようなピンだとキューティクルを傷めてしまう可能性が大きいからです。
硬いピンでゴシゴシ洗って頭皮に傷がつくと、頭皮のかゆみの原因になったり、フケが多く出る原因になります。
また、シリコンゴムなどの柔らかいブラシでは、頭皮を洗っていると同時に髪の根元をゴムでゴシゴシ洗うことになります。摩擦で髪の根元のキューティクルが傷む原因になります。
根元から傷んだ髪が伸びるしたがって髪全体がダメージ毛になってしまう恐れがあります。
また、ゴム製のピンだと、新毛が摩擦で抜け落ちてしまい薄毛の原因になる場合もありますので要注意です。
どんなシャンプーブラシを選ぶべきか?
それでは、シャンプーブラシを使うメリットはないのでしょうか?
いいえ、シャンプーブラシはデメリットばかりではありません。
手指だけで頭皮の汚れをきれいに落とすことはまず不可能です。よほど洗浄力の強いシャンプーを使うとか、プロに毎日ヘッドスパのように丁寧に洗ってもうらうとかできれば別ですが。
頭皮の汚れ、特に毛穴の汚れもきれいに落とそうとすると、手指よりも細いもので髪をかき分けながら洗う方法が必要になります。それがシャンプーブラシです。
しかし、前述のように、シャンプーブラシには欠点があります。この欠点をクリアしたシャンプーブラシがあれば、シャンプーの時にシャンプーブラシを使うことは良いことになります。
そこで、シャンプー屋である私たちがおすすめするのが、シャンプーブラシ GROSSY(グロッシー)です。
頭皮を傷つけずに、皮脂汚れをきれに取ります。バネのような特殊ピンのおかげで、頭皮に無理な負担をかけないので、理想的なシャンプーをすることができます。(特許取得商品です)
類似品もあり、いろいろ試してみましたが、これに勝るシャンプーブラシはありません。このことは理美容室のプロのお墨付きです。
どんな人が使うべきなのか?
基本、どんな人にも使って欲しいシャンプーブラシですが、頭皮のかゆみがある方、フケが止まらない方、頭皮のニオイが気になる方、脂漏性皮膚炎でお悩みの方などに特におすすめです。
基本シャンプーの時に使うブラシですが、頭皮のかゆい時にブラッシングするとかゆみのイライラから解放されますし、一日数回ブラッシングすることで、頭皮の血流がよくなりますので育毛の手助けになります。
また、キューティクルを整えるようにピンが配置されていますので、GROSSYでブラッシングすることにより、髪に艶がでますし、梅雨時期には、GROSSYを水を軽く濡らしブラッシングすると、くせ毛がまとまりやすくなります。美容室さんから教えていただいた裏技です。お試しください。
シャンプーブラシGROSSYを使う注意点
シャンプーブラシ GROSSYも欠点がないわけではありません。
特殊なピンを採用しているので、ドライヤーの熱に弱いという弱点があります。ブローに使うときは、20cm以上離して使用する必要があります。
また、ピンがバネのようにしなりますが、熱や強い力に弱いので、使用後はしっかり水洗いして、ピンを上向きにおいて保管する必要があります。クシ立てのようなものに突っ込んでおくとピンが変な方向に曲がってしまい、上手く洗えなくなってしまいます。
また、頭皮が傷つかないように設計されているとは言え、必要以上の力でゴシゴシ洗ったり、長時間使い続けるなど、常識を超えた使用方法は頭皮を傷めることになりますので注意が必要です。
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