頭皮湿疹の原因は大きく分けて2つ。
脂漏性湿疹と接触性湿疹があります。それぞれ原因と対処方は違います。
まず一つ目,特にご相談が多いのは脂漏性湿疹。
これは、皮脂が過剰に分泌してマラセチア菌が増殖するのが原因と言われています。よって、皮膚科を受診するとマラセチア菌を殺菌するお薬を処方されます。ここに大きな勘違いが起こります。
その勘違いとは、マラセチア菌をゼロにすれば脂漏性湿疹が治ると思っていることです。
皮膚には常在菌(お肌に必要な菌)がいて、私達の皮膚の健康を守ってくれています。マラセチア菌だけを全滅させることは出来ないのです。
また、先程述べた脂漏性湿疹の原因は全てがわかっているわけではなく、皮脂が過剰分泌してマラセチア菌が増殖していることは間違いないのですが、湿疹ができる全てのメカニズムはまだわかっていないのです。
よって、皮膚科で殺菌作用のある塗り薬を塗ってマラセチア菌を殺せば治るという単純な話ではないのです。
それでは塗り薬はムダかというとそんな事もなく、薬の効果で治る場合もありますが、薬を止めるとまた再発する方が多いのがこの脂漏性湿疹の厄介なところです。
自己判断で薬用シャンプーだけで対処する方も多く見かけますが、医薬部外品のシャンプーはお薬ほどの効果はない事を知っておいてください。殺菌作用のあるシャンプーを長く使い続けることは、皮膚の常在菌を弱らせてしまう可能性もあります。
お薬は皮膚科と相談しながら使用し、短期間で治そうとせず、気長に取り組む必要があるということを知っておく必要があります。そしてシャンプー選びのポイントは、しっかりと皮脂汚れを落とせる洗浄力があるもので且つお肌に負担の少ないものを選ぶことです。
二つ目は、接触性湿疹。
これは、シャンプーや化粧品に含まれる成分に触れることによって、発症する湿疹です。人によって反応する成分も違うわけですが、以前は厚生労働省が定める指定成分というもので、多くの人が反応しやすい成分が公開されていました。2001年からは全成分表示が義務化になってからは、消費者が自己判断する仕組みになりましたが、一般の消費者は全成分を見てもよくわからないのが現状です。
そこで、頭皮湿疹になる可能性のある成分をピックアップしましたので、シャンプーやトリートメントに次の成分が入っていないかチェックしてみましょう。
頭皮湿疹、脂漏性皮膚炎で皮膚科を受診すると塗り薬と合わせて、薬用シャンプーを奨められます。
これで症状が治まればよいのですが、多くの方は頭皮湿疹、脂漏性皮膚炎が解消されず悩まれる方も多いと思います。
脂漏性皮膚炎は、皮脂が多いのが原因と決めつけていても、実は原因は別のところにある場合があります。
そんな時は一度確認して欲しいシャンプーやトリートメントの成分があります。
ボトルの裏面などに成分表記がありますので、そこに次のような成分が入っていないかチェックしてみてください。
そこで、弊社がおすすめするのは、ロクワットシャンプー(石鹸タイプ)です。
一つ目の理由は、上記成分を一切配合していない点。
二つ目の理由は、皮脂汚れは弱酸性です。ロクワットシャンプー(石鹸タイプ)は、弱アルカリ性なので弱酸性の汚れを落とすのが得意です。現在、弱酸性のシャンプーが多いですが、弱酸性同士だと汚れが上手く落とせず、皮脂汚れが残ってしまいます。この残った皮脂汚れはマラセチア菌のエサになりますし、ニオイやかゆみの原因になります。
よって、脂漏性湿疹のある方や、皮脂が多い男性にはロクワットシャンプー(石鹸タイプ)がおすすめなのです。
弱アルカリ性は肌に悪いのでは?という方がおられますが、日本の美人の湯といわれる温泉は多くが弱アルカリ性の温泉です。皮脂汚れがよく落ちやすくなるため、昔の人は美人の湯と名付けたのだと思います。
肌トラブルの大きな要因の一つは「乾燥」です。
シャンプーの後は皮脂が奪われ、頭皮は乾燥気味になります。乾燥した状態が長く続くとかゆみの原因になります。
ロクワットシャンプーは、保湿力に優れ、荒れ肌を整える効果も高いビワの葉エキスをたっぷり配合しました。
「ビワの葉エキス」は日本古来より伝わる民間療法のひとつで、アロエと並んで使われ、受け継がれてきました。ビワの葉や種にはに体に良い要素がいっぱいあるのです。
最近の研究では、毛髪の成長を促し、抜け毛を抑制する働きがあることもわかってきました。
新成分「SDL」は、天然の脂肪酸とアミノ酸からつくられた新素材です。
植物由来原料で生分解性に優れた地球環境に優しい成分です。
<ヘアケア機能>
1分間程度の極めて短い処理時間で毛髪内部に浸透し、毛髪の強度や水分量を健康な状態に戻してくれ、更に、ダメージでやせた毛髪の太さも回復させてくれます。その結果として毛髪にハリやコシが戻ります。
<スキンケア機能>
荒れ肌の角質層に浸透しすこやかなお肌に仕上げます。