シャンプー屋がおすすめしないシャンプーとは?

化学イメージ画像

おすすめしないシャンプー

これをチェックすればおすすめしないシャンプーがわかる!

星の数ほどシャンプーの種類がある中で、
頭皮に優しいシャンプーを欲しいと思ってもどこを見れば良いのか?
何を基準に選べば良いのか?
ほとんどの方はわからないと感じておられるのではないでしょうか。

毎年100種類ぐらいのシャンプーが新発売されていると言われていますが、その中には、長年研究を繰り返し、やっと完成したシャンプーもあれば、企画屋さんがマーケティングして市場にうけるデザインやタレントを使って売る売り上げ重視のシャンプーまでいろいろあるわけです。

香りで選びたい、ボトルがかわいいのがいい、好きなタレントさんがCMしているのがいいという方は、この記事を読む必要はないのですが、頭皮に優しいシャンプーを選びたい、頭皮のかゆみや湿疹が気になるという方は、次にご紹介する方法で、おすすめしないシャンプーを見極めることができます。

まずその方法をご紹介する前に、皆さんに知っておいていただきたいのは、シャンプーの開発には大きく分けて2通りあるということです。あくまでも私の見解ですが。。。

1つは、何かお悩みや問題を解決するために開発が必要だっと場合です。頭皮湿疹を改善する、または、手荒れを改善するなどです。この場合は、問題点を抽出して、その問題点を取り除いて商品開発するという過程を通るので、それぞれのシャンプーの成分構成が独特のものになります。簡単に言うと、成分構成が他と大きく違うものになります。

それに対して2つ目は、売れるための商品開発になるので、まず基本は洗い上がりが良いシャンプーでないといけません。その上で、香りが良いとか、無香料だとか、ボタニカルだとか、タレントは誰を起用するとか、いわゆるマーケティングのお仕事です。
よって、洗い上がりがよくなる洗浄成分の組み合わせはパターンがほぼ決まっているので、そこを一から開発することはなく、お決まりのパターンを採用します。
つまり、お決まりのパターンを採用しているシャンプーは、頭皮に優しいシャンプーを探している方にはおすすめしないシャンプーということになります。

それではこれを理解していただいた上で、早速、お決まりのパターンを見極める方法をお伝えいたします。
シャンプーボトルの裏面に全成分としてカタカナがいっぱい並んで書いてあると思います。そのなかに以下の成分が含まれていないかをチェックしてみましょう。

洗浄成分は、石油系(ラウレス○○など)やアミノ酸系(ココイル○○など)を使用する場合が多いですが、それに加えて上記の3点をセットで使用します。これがお決まりのパターンです。泡立ちが良く、髪の洗い上がりがとても良いので一般受けする成分構成です。
このセットにあとは、香り、エキス、流行の成分などを入れて完成となります。一度、ドラッグストアなどで並んでいるシャンプーを手に取って見比べてください。このパターンのシャンプーが多いことに気づくはずです。このパターンのシャンプーの特徴は、1,2回使うだけで、”しっとり、サラサラ”になることです。
この組み合わせが悪いと言っているのではありません。あくまでも頭皮のことを考えている方にはおすすめしないシャンプーということです。
それでは、このパターンにはまらないシャンプーはおすすめなのか?となるとそうとも言えません。これに加えて、チェックすべき成分があります。ご興味のある方は、
頭皮がかゆくならないシャンプーとはどんなシャンプー?
良いアミノ酸シャンプーの見分け方
もご覧ください。