石鹸シャンプーは何がいいの?メリットは?デメリットは?

石鹸シャンプーのメリット・デメリット理美容師がおすすめの石鹸シャンプーとは?


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    目次
  1. 石鹸シャンプーのメリット
    1. 頭皮(肌)に悪さをしない
    2. 肌への浸透力が弱い
    3. 汚れがしっかり落とせる
  2. 石鹸シャンプーのデメリット
    1. 髪がきしむ
    2. ダメージ毛は苦手?
    3. 基本どおりに洗わないとダメ!
    4. 頭皮の乾燥が進む(2024.6.18追記)
  3. 石鹸シャンプーのウソ!ホント!
    1. 髪の毛が増える?
    2. 白髪が減る?
    3. 弱アルカリだから肌に悪い?
  4. 石鹸シャンプーの合う人、合わない人
    1. カラーやパーマをしている方
    2. 髪の毛が合成的なサラサラを求める方
    3. 頭皮の健康を第一に考える方
  5. 理美容師がおすすめの石鹸シャンプーとは?
  6. 関連記事
  7. ご利用案内

※ご注意解説の音声が流れます

1.石鹸シャンプーのメリット

1.頭皮(肌)に悪さをしない

シャンプー剤は、皮膚刺激や雑菌の繁殖の原因になる皮脂汚れをしっかりと落とすことが大切です。
とは言え、肌の負担になるような強力な洗浄力を持つものや強い浸透力を持つものはよくありません。また洗い過ぎも逆効果になります
石鹸シャンプーはしっかりと洗浄力があり、尚且つ浸透力も弱いのでお肌に残っても安心です。

2017年に北九州の病院で手荒れの調査研究が行われました。
その結果、合成界面活性剤(弱酸性)のハンドソープと、石鹸(カリ石鹸素地)とを比較したところ、石鹸(カリ石鹸素地)の方が手荒れが約5割に減少したとの調査結果が出ました。

また、理美容師の職業性接触皮膚炎についての調査によると、合成シャンプーの多くに配合される「コカミドプロピルベタイン」という成分に約44%の理美容師がアレルギーの陽性反応を示す結果が得られました。手荒れやかゆみの原因になっているのでお肌の弱い方は要注意です。
<追記:2024年5月 石鹸シャンプーは危険?使い続けるとどうなる?

2.肌への浸透力が弱い

シャンプーなどの洗浄剤の話になると、洗浄力ばかり取り上げられますが、洗浄剤を考える上でもう一つ大切なことは浸透力です。
過去、主婦湿疹(主婦の手荒れ)の原因となった「ラウリル硫酸ナトリウム」という洗浄剤は、洗浄力が強いだけでなく、浸透力がとても強い洗浄剤でした。

そこで、これを改良して作られたのが「ラウレス硫酸ナトリウム」です。
分子の大きさが約2倍程度になり浸透力が弱くなったので主婦湿疹は劇的に減りました。

それでもなお他の洗浄剤に比べると洗浄力も浸透力も強い部類に入ります。
洗浄力は弱くても浸透力が強いものはお肌に取ってマイナスの働きをしますので注意が必要です。
シャンプーを使った浸透力実験を行ったのが以下の動画です。

※ご注意解説の音声が流れます

3.汚れがしっかり落とせる

皮脂の汚れやスタイリング剤などの汚れの多くは弱酸性です。よって、弱アルカリ性の石鹸シャンプーは良く汚れが落ちます。
石鹸シャンプーは洗浄力が弱いと思っている方がおられますが、汚れはしっかりと落とせます。

逆に、弱酸性のシャンプーだと皮脂汚れが落ち切らず、頭皮に汚れが蓄積していきます。酸化した皮脂は、ニオイやかゆみの原因になるだけでなくお肌への刺激も強くなりますので注意が必要です。
脂漏性皮膚炎の方は、この皮脂汚れをしっかり落としてお薬を使用しないと症状がなかなか改善しません。

石鹸シャンプーのデメリット

1.髪がきしむ

石鹸シャンプーを試してみて途中で挫折する方の多くは、髪のきしみやごわつきが激しかった方ではないでしょうか?
石鹸シャンプーは弱アルカリ性のため、キューティクルが開き髪の毛の指通りが悪くなります。
石鹸シャンプー用のリンスは弱酸性で出来ており、このキューティクルの開きを閉じてくれます。
しかし、市販のトリートメントのようなコーティング剤などは入っていないため、髪の毛を乾かしてもツルツル、サラサラの髪の毛にはなりません。
これは石鹸シャンプー独特の質感であり、これが苦手という方も多いのではないでしょうか。

2.ダメージ毛が苦手?

パーマや毛染めをすると大なり小なり髪の毛が傷みます。ダメージが大きい人ほど石鹸シャンプーのごわつきやきしみが大きくなります
これは、キューティクルのダメージを受けた部分に石鹸カスと言われるものが付着するためです、
その結果、ごわつきやべたつきがひどくなります。

3.基本どおりに洗わないとダメ!

合成のシャンプーは適当に予洗いしシャンプーしても洗い上がりがよく仕上がります。
しかし、石鹸シャンプーはまず予洗いをしっかりしないと少量のシャンプーではうまく泡立たず汚れが落ちません。

特に、固形石鹸を使う場合は、泡立てネットでしっかり泡立ててから髪を洗わないと、髪を傷める原因になります。
固形石鹸を直接髪にこすりつけるのは絶対にやめてください。固形石鹸は濃度が高いので洗浄力が強すぎることと、髪に直接こすりつけるとキューティクルを傷める原因になるからです。

また、シャンプーの後、しっかりゆすがないとべたつきの原因になります。
”融通がきかない”まさに基本どおりに使用しないとうまく洗えない不器用な性格?なところがあります。

4.頭皮の乾燥が進む

これは石鹸だけに限らないですが、洗浄力があるシャンプーで洗うと頭皮の乾燥が進みます。これは皮脂汚れをしっかり落としてくれるため水分が逃げやすくなるためです。
シンプルな成分構成にこだわり、成分が水、石鹸素地のみの石鹸シャンプーもありますが、シンプル過ぎると保湿不足になりますし、泡立ちが悪く、洗っている最中から髪の指どおりが悪く、髪を傷めてしまう恐れもあるので注意が必要です。
関連記事:石鹸は100点満点ではない!?(シャンプー屋のブログより)
これらの石鹸シャンプーのデメリットを改善したのが、「ロクワットシャンプー」です。

石鹸シャンプーのウソ!ホント!

1.髪の毛が生える?

育毛の本を出版されているお医者さんなどが育毛には石鹸シャンプーが良いと書かれていたりすることから、石鹸シャンプーで洗うと毛が生える!と言われる方が多いように思いますが、それははっきりとしていません。

石鹸シャンプーで洗う方が頭皮の健康状態は良くなるでしょうから、その結果抜け毛が減り髪の毛量が増えると感じる方はあるでしょう!
しかし、今の時点で石鹸シャンプーで毛が生えるというエビデンス(証拠)はありません

2.白髪が減る?

石鹸シャンプーを使用するようになってから白髪が減ったという方がたまにありますが、これもはっきりとしたエビデンスはありません。石鹸シャンプーの愛用者のお客様の中にも真っ白なダンディヘアーの方もおられます。やはり個人差ではないでしょうか。

3.アルカリ性だから肌に悪い?

石鹸は弱アルカリ性だから肌刺激があり、肌に良くないと言う方がいますが、これは弱酸性が肌にやさしいという都市伝説の上に作られた話です。
石鹸シャンプーのメリットのところでも書きましたが、2017年に北九州の病院で手荒れの調査研究の結果、合成界面活性剤(弱酸性)のハンドソープより、石鹸(カリ石鹸素地)の方が手にやさしいとの調査結果が出ました。

美人の湯と言われる温泉や皮膚疾患の方に良いと言われる海水浴などは弱アルカリ性です
弱酸性が肌にやさしいと謳うメーカーが販売している温泉の素は弱アルカリ性です。そういった矛盾に気付くべきです。
詳細については、下記動画「弱酸性が肌にやさしいは嘘」とご覧ください。

※ご注意解説の音声が流れます

石鹸シャンプーに合う人、合わない人

1.カラーやパーマをしている方には合わない?

カラーやパーマをしている方は、基本ダメージ毛の方が多いです。健康毛の方に比べるとごわつきやきしみが強くでますので基本的には合わない方が多いです。但し、ショートヘア―ですと大きな違和感がなく普通に使用できる人もいます。

サロン現場でも頭皮のかゆみや湿疹など特別な事情でないかぎり、カラーやパーマの方にはアミノ酸シャンプーをおすすめしています。

2.髪の毛に合成的なサラサラ感を求める方はあわない?

今のシャンプーはほとんどがリンスインシャンプーになっています。トリートメントを使わなくてもある程度人工的なサラサラ感がでるようにコーティング剤がい入っています。

石鹸シャンプーには、このような人工的なサラサラ感を出す配合は出来ません。
よって、人工的なサラサラ感を求める方は石鹸シャンプーには合いません。

3.頭皮の健康を第一に考える方には合う?

シャンプーはなぜするのか?それは、髪や頭皮の汚れを取るためです。
健康な髪は油汚れを取るときしみます。脂が潤滑油の役目をしているのでそれが洗い流されるときしむのは当たり前です。

人間には中和能という力があり、石鹸シャンプーで皮脂をとったあと皮膚が弱アルカリ性に傾いても、数時間でもとの弱酸性にもどります。それに伴い、髪の毛のきしみももとにもどります。
これが昔は当たり前だったのですが、いつからか、髪の毛にサラサラ感を求めるような風潮になりました。

その結果、メーカーをツルサラの質感を出すことを競い合い、いい香りを追い求め、シャンプーの本質を忘れた商品を作るようになりました。今では、シャンプーを使うと頭がかゆくなる方やフケが出てどうしようもない方が増えています。今一度見直す時期に来ていると思います。
こちらの記事を参考にしてください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
頭がかゆい時、シャンプーはどうする?

理美容師がおすすめの石鹸シャンプーとは?

理美容業界での悩みの一つに手荒れの問題があります。夢を持って業界に入ってきたのに、手荒れがひどくて仕事をやめないといけない人も多くいます。
手荒れの原因の一つはシャンプーです。一日に何人ものお客様をシャンプーするわけですから、手荒れも修行の一つと考えられていた業界です。それではいけないと立ち上がったのは兵庫県理容組合でした。

平成16年ごろの事です。ご縁があって弊社が共同開発に加わることになり商品化されたのが石鹸シャンプーの「ロクワットシャンプー」です。

石鹸シャンプーのデメリットを大きく改善

その当時、石鹸シャンプーを導入している理美容室はほとんどありませんでした。それは、石鹸シャンプー特有のきしみで髪の洗い上がりが悪いことと、泡立ちが悪いことが原因でした。
理美容サロンのワークの中で、この問題を解消しないと採用してもらえないということから製品開発は難航しました。
共同開発をスタートして約2年ほどかかりましたが、理美容サロンで合格をいただくことができました。
ロクワットシャンプー誕生秘話はこちら

平成18年からスタートし、現在まで約4000店舗ほどのサロン様に採用していただきました。
冬になるとシャンプーが出来なくなるほど手荒がひどかったオーナー様が今では冬でもシャンプーの仕事ができるよ!と喜んでおられるのを見ると励みになります。

石鹸シャンプーは安心だけど苦手、とは言え、合成のシャンプーは不安で使いたくないという方は、
40代以降の女性におすすめの頭皮に優しいシャンプー
をご覧ください。

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